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YJノズル<水分野>

技術概要

YJノズルは水中の溶存酸素量を効率的かつ安定的に増加させることを目的としたマイクロバブル発生ノズルです。閉鎖的水域の浄化排水処理場などにおいて優れた能力を発揮します。

処理原理

YJノズルによってつくられるマイクロバブルは、通常の気泡に比べ内圧が高く水中に長く滞留することが可能です。 YJノズルに一般汎用ポンプ(水中ポンプなど)で給水するだけで、吸気部より自然吸気されてマイクロバブルを含んだ大量の曝気水を水中に放出することが出来ます。

YJノズルノズル断面イメージ図

特徴

  1. 1.超微細気泡発生  

    ・・・通常の気泡に比べ水中に長く滞留することが可能。気泡径最頻値30~50μm。

  2. 2.目詰まりナシ  

    ・・・ストレートな構造で通水径が大きいため目詰まりの発生がなく、長期間の安定稼動を実現。

  3. 3.業界最高レベルの気体混入技術  

    ・・・通水量の約30%もの気体を混入することが可能。

  4. 4.OHラジカル  

    ・・・マイクロバブルのOHラジカル効果で有機分解が促進され高い洗浄効果を実現。

用途例
  • ・富栄養化水域(ダム、湖、河川、養殖場、内湾、閉鎖水路)
  • ・工業有機廃水(食品工場、化学工場)
  • ・下水処理場
  • ・浄化槽
  • ・畜産廃水
  • ・ビルピット
  • ・気体の高効率溶解装置
実施例
河口堰貯水池(福岡県) 砂防ダム(熊本県)
ダム(韓国) 池(静岡県)